
どうも!リッチーです!
今話題の「レバナス」ことレバレッジNASDAQについて解説します!
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最近注目されている「レバレッジNASDAQ」について深掘りしていきたいと思います。
どのようなファンドで、どのような構成銘柄なのか?
一つずつ丁寧にみていきましょう!
iFreeレバレッジNASDAQ100とは
ファンドの目的 | 基準価格の値動きがNASDAQ100指数(米ドルベース)の値動きの2枚程度となることを目指す。 |
購入手数料 | なし |
信託報酬 | 0.99%(年率・税込) |
このファンドの一番の特徴は、レバレッジをかけた投資により、NASDAQ100の2倍の利益となることを目指しているということ。
レバレッジとは、簡単に行ってしまえば借金をして投資金額を大きくするということ。
投資金額が大きくなればなるほど、価格の変動が大きくなります。
これにより2倍の利益を狙うようにするのが、このファンドの運用方法です。
しかし、価格の変動幅が2倍となるわけですから、損益も2倍となってしまいます。
ここがレバレッジ投資の難しいところです。
また、後ほど詳しく説明しますが、株価の上昇時には強いレバレッジ運用ですが、株価が横ばいの時にはレバレッジの恩恵をほぼ受けられません。
ここら辺も、レバナスを購入する際の考えどころですね。
NASDAQ100指数
レバナスではNASDAQ100指数の値動きの2倍程度を目指しているため、NASDAQ100指数を中心とした投資先となっています。
NASDAQ100指数とは、NASDAQ市場上場企業のうち、時価総額上位のおよそ100銘柄で時価総額加重平均で算出したものです。
誰でも知っているような有名企業が多く含まれているのが、このNASDAQ100です。
代表的な銘柄としては、GAFAM(alphabet(Google)、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)やテスラなど、一度は聞いたことのある有名企業が数多く含まれています。
NASDAQと言ったら、GAFAMといっても過言ではないくらいです。
NASDAQ100指数はIT企業比率が高く、今後も成長を期待できると言えます。
現に、今も頻繁に過去最高値を更新し続けています。
このNASDAQ100の値動きの2倍を目指したファンドこそが、「iFreeレバレッジNASDAQ100」というファンドなのです。
レバレッジ
レバレッジとは
レバレッジとは、少額の資金で大きな金額を動かすことを言います。
レバレッジをかけることで、少額ながら利益を大きくすることができるのです。
利益が出る場合は、レバレッジの分だけ利益が大きくなります。
しかし、損失が出てしまった場合には、純粋な損失以上のマイナスとなってしまうため、注意が必要です。
レバレッジ投資の注意点
レバレッジ投資の注意点を見るために、一つ例を用いて説明します。
例えば、元手の資金10万円、レバレッジ2倍で運用するとしましょう。
取引金額は20万円となります。
もし、10%の利益が出ると10万円では1万円の利益ですが、レバレッジ2倍では2万円の利益となります。
-10%の損失では、10万円では1万円の損失、すなわち総資産は9万円になります。
ところが、レバレッジ2倍では2万円の損失となってしまうのです。
さらに、一見増えたように見える10万円は借金ですから返済しなければなりません。
つまり、12万円のマイナスとなってしまうわけです。
メリット・デメリット
レバレッジ投資のメリットは、上昇に強いことです。
先ほどの例でもみたように、利益が出続ける状況では利益がどんどん膨らんでいきます。
一方で、値動きが横ばいの場合にはレバレッジ投資を行なっている必要性がほぼゼロと言ってもいいかもしれません。


インデックス投資は、上昇に強く、横ばい(下降)に弱い!
注意点
レバレッジ投資は、普通の投資とは異なります。
そのため、注意しなければならないことも何点かあります。
一番の注意点は、レバレッジを用いない通常の投資に比べて、リスクが高いということです。
投資におけるリスクとは、その変動のことでしたね。
リスクに関し詳しくはこちら↓


利益が2倍になるということは、株価が下落した際には損失も2倍になるということです。
さらに、信託手数料が高くなります。
レバナスの信託手数料は1%ほどですが、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」などは0.1%弱です。
10倍ほどの差があるため、しっかり利益を出し続けない限りは、この信託手数料がネックになってくるかもしれません。
プラスの面だけではなく、しっかりとマイナスの面にも目を向け、余裕を持った投資を心がけるようにしましょう。



しっかりとした理解、事前の準備こそが、いざというとき(暴落時)に頼りになることだね!
まとめ
今回は、「iFreeレバレッジNASDAQ100」、通称レバナスについて紹介しました。
レバナスには、当然ですがいい点もあれば悪い点もあります。
それぞれをしっかりと理解したうえで、下落局面でも辛抱強く保有し続けることができるならいいかもしれません。
もし、そのような下落に耐えられないのであれば、一度購入は考え直し、レバレッジなしの投資信託を購入した方がいいかもしれません。
どちらにせよ、自分のリスク許容度などとしっかり相談した上での購入をオススメします。



最後まで読んでいただきありがとうございました!
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